M&A
2022/08/01
M&A
M&A(企業買収)は、企業をまるごと買収することもあれば、特定の事業だけ買収することもあります。スキームも様々で、株式売買、事業譲渡、会社分割等、目的、税務、今後の戦略に合わせて選択する必要があります。
買い手側
企業を買収する際には、様々な調査(DD:デューデリジェンス)が必要です。ビジネスDD | 対象会社の事業構造、強み、弱みを理解し、自社とのシナジー効果(相乗効果)を検討する材料とします。 |
法務DD | 事業を法律の観点から分析し、法務にかかわる問題点を検出し、事業が潜在的に抱えるリスクを把握します。 |
財務DD | 事業を財務の観点から分析し、収益性、財務の健全性、簿外債務の有無などを検討する材料とします。 |
税務DD | 事業にかかる税金やその処理を検討し、税務リスクを洗い出します。 |
環境DD | 事業活動が環境に及ぼす影響を後半に調査します。最近ではSDGsも含めた調査が多くなっています。 |
不動産DD | 事業の用に供している不動産の価格、土壌汚染の有無、当該不動産が抱えるリスクを洗い出します。 |
弊社では、財務DDのみならず、すべてのDDを他の専門家と協働して実施します。
その上で、事業価値評価を実施し、その事業の適正な買収価格帯をご提案します。
売り手側
貴社の事業を相手に最大限の評価をしていただくためには、事業のブラッシュアップが必要です。必要以上に複雑な事業構造、あるいは、不採算の別事業を抱えているなど、買い手からみて魅力的ではない部分を洗い出して分割などして、事業構造を洗練させると、よりよいM&Aの結末を迎えることが可能となります。
弊社では、事業ブラッシュアップのお手伝い、買い手側が実施する各種DD対応など、総合的なコンサルティングを実施しています。